KICS国際交流探訪・吹上町へ一日バスツアー
平成16年度
平成16年11月23日(火・祝日)9:00〜17:00
担当団体:鹿児島市日中友好協会 制作
鹿児島市国際交流市民の会
当日の参加者は160名余、この写真の左右にかなりいます。スミマセン。
主催:鹿児島市国際交流市民の会 (K..I.C.S)

吹上スタッフ:吹上町(まちおこし課)、吹上天然塩の会、教育委員会、生活研究グループ

         吹上町商工会青年部、みどり荘、前原クリニック、吹上浜砂の祭典実行委員会
鹿児島スタッフ:国際ソロプチミスト協会、鹿児島県通訳ガイド協会、鹿児島市日中友好協会
          鹿児島大学留学生会、KICS個人会員 (総数30名)

参加者:   20ヶ国  160名(日本人60名 外国人 70名 スタッフ30名)

国籍:   ブラジル・アルゼンチン・コロンビア・中国・パキスタン・フィリッピン・インドネシア
       ベトナム・マレーシア・パングラディlシユ・タイ・ミャンマー・モーリタニア・豪州
       タンザニア・ニュージランド・イギリス・カナダ・アメリカ
10:00
千本楠へ到着。
 歓迎式
 吹上町のスタッフ紹介。


吹上町の流鏑馬

 流鏑馬の起こり
 
  流鏑馬は、平安時代から鎌倉時代にかけて犬追い物等と共に武芸訓練として各地で盛んに行われていたという。薩摩では島津氏の入薩によって一層盛んになったようで、伊作でも古くから行われていたものと思われる。

 吹上に於ける流鏑馬の歴史

 吹上町の流鏑馬が記録として出てくるのは天文7(1538)年からである。

 ときの領主・島津忠良は、加世田城攻めの戦勝を祈って氏神である小牧の諏訪神社に流鏑馬を奉納することを祈願。加世田城攻略がなった後は毎年奉納されていたが、およそ百年後の官営の頃、現在の
汝牟遅神社に移して行われるようになったと伝えられている。

 450年の歴史を持つ吹上町の流鏑馬は、始めの頃、宮下家をして流鏑馬を奉納していた。
 永禄3(1560)年に宮下家に都合があって宮内家に頼み、以後宮下・宮内両家の世襲によって継続されていたが、およそ10年後から「流鏑馬保存会」が結成され、地域の人々によって伝承されている。

 
流鏑馬が行われる日
  
 流鏑馬は、大汝牟遅神社秋の大祭日である11月25日に神社前の馬場で行われていた。
20年前ぐらいから直近の祝日の23日に行われるようになって今日に至っている。


 日本各地の流鏑馬
 



流鏑馬の会場
 
 流鏑馬が行われる大汝牟遅神社の馬場は、直線で200メートルその間に40メートル間隔で平木板6枚を組み合わせた的3本が置かれる。

 
 流鏑馬の服装
 
 服装は狩衣に小手、行縢をつけ、弓に矢5筋を箙で背負い、頭に綾藺笠(あやいがさ)を着用し、乗馬は昔のままの和鞍姿である。

  神事

 当日は、神前祭典・浜下りの後、神社正面の鳥居の前で「あげ馬」の儀式が行われる。

 あげ馬は、神前に向かって祝詞を上げ、終わって流鏑馬の法の九字を切り、元の位置に引き返す。更に、神前に向かって魔除けの法の九字をきり、又もとの位置に返り、再び魔除の九字を切る所作をいう。

 馬駆け

 あげ馬の後、別当二人が口取りして馬駆けの位置まで行く。馬が駆ける前に、一人の別当が駆け足で道祓い、前方に達した頃を見計かって射手が駆ける。あと一人の別当は矢を拾って後を追う。

 馬駆けの1回目は、馬の性質を見るために騎手は弓矢を手にして手綱をとったまま駆け、別当2人が口取りして元の位置まで帰る。
 2度目から手綱は馬具に取り付け、弓矢を手にして、一的、二的、三的と次々に矢を放す。これを3回、4回とも繰り返して終わる。


13:00

 ●食事:地元の皆さんによる吹上の産物を使った手作りの食事
  ○吹上町生活研究グループの皆さんから
     がね、お煮付け、白和え、おにぎり
 ○前原クリニックの皆さんから
     吹上の呉汁・そば

 14:00

 活動コースの始まりです。
 A 吹上温泉コース(みどり荘)
        
担当:  国際ソロプチミスト協会

 
B 塩作り体験コース(塩吹き小屋)
        
担当:      県通訳ガイド協会

C ビーチ遊びコース砂像づくり(吹上浜)
        
担当:     鹿児島市日中友好協会 
塩作り体験コースのスナップです。
 
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 国際交流探訪アンケート


今日のバスツアーはとても楽しかった。
 流鏑馬を見るのは特に楽しかったです。神社での  神事もとても興味深かったです。

 今日のイベントを計画して頂いた方々にどうも有り  難うを申し上げます。大変ご苦労様でした。そして、 いろいろな人々に会えてとてもよかったです。
        女・20代    オーストラリア


●トテモ楽しくオーガナイズされた一日でした。
 他の国の人々にも初めて会えてよかったです。
        女・20代   オーストラリア

●今日はいろいろな経験ができてとてもハッピーでし た。流鏑馬を見るのも、砂像作りも初めてでした。
  本当に楽しかった。
  そして、大切なことは他の国の人と友達になれた ことです。有難うございました。
       女・20代     インドネシア


お疲れ様でした。
  今日一日を有難う。全ての人々が良い仕事をしま した。
  このツアーは私たちを嬉しがらせてくれたり、楽し ませてくれたりしました。
  皆様の!ご親切に感謝
          男・30代   バングラデッシュ


●初めて国際交流に参加しました。
 いろんな国の人とふれあって、まだ、異文化、ことば などをやりとって、楽しかった。
 吹上町の伝統文化を堪能できた。
 外国人としてびっくりした。私の国はあまり、そんな行事してなかった。
           男・20代・ 中国


地元の方がやさしくて、千本櫻を見たら歴史を感じます。砂浜は最高です。

            男・30代    中国

●初めての参加でした。
 楽しく有意義な時間を過ごすことが出来、こういう機会を作ってくださって感謝しています。
 もっと交流を深める為にコミニュケーション力は私にとってもっと必要だと痛感し「勉強しなくては!」と強く思い良い刺激となりました。

 今後もこういう機会があったら積極的に参加しょうと思いました。今日一日有難うございました。

 吹上町のもなさん!おいしい昼飯のもてなしありがとうございました。真心をかんじました。
                女・20代   日本


●ツアーが良くまとまっていて、昼ごはんはおいしかったです。
 然し、鹿児島での国際交流はとても価値のある大儀だと思うのですが、主催者は外国人の参加者を国際交流の源泉として使うつもりについてもっと正直にすればよかったと思います。

 そうしないと、外国人の参加者は自分が評価される原因は、個人的特徴よりも,異質性であると感じるおそれがあります。

           女・アメリカ・20代

●ツアーはとても楽しく、料理はおいしくて、スタッフは大体愉快な人たちでした。
 国際交流というテーマはいい考えだったのですが私は外国人として、私たちがグループに分けられるのを知らせておいてくれれば良かったのですが、私が日本でしている仕事では

国際交流の仕事を日常的にさせられているので、暇なときには友達と遊んだりすっくりしたりしたいです。

 ツアーの外国人参加者を敬重するために,いきなり文化の架け橋として役立たせる代わりに、ツアーでの役を知らせておけば有難いです。
       女・アメリカ・20代


●よくまとまっていましたが、手当たり次第にグループに分けられたのは変だと思いました。自由に移動出来たら,モット多くの人に会うことが出来ると思います。でも、とても楽しかったです。ありがとうございました。  アメリカ・20代
9:00 市役所に集まる参加者と受入れ
ボランティア。
途中でチョットトイレ停車しました。
大汝牟遅神社境内での吹上町のスタ
ッフの皆さんの紹介。
歓迎式を見入る参加者。
ソロプチミストスタッフによる今からの
行程説明と注意事項。
本日、私達のために特別に見せてくれた神事。
少年達の武道大会(剣道)
参加者やスタッフも記念撮影。
食事の後は皆でダンス。
さあ!砂場(吹上浜)に到着。
手前の丸い筒のなかに事前に固められ
た像を作る為の硬い砂が入っている。
平成15(2003)年はこちら。
末吉作品
大石作品
快晴に恵まれ、最高の気分でした。
師さんと内田さんグループ
ちびっ子グループ
存在感のある方々でした。