大石ケイジ的長沙日記
今日は雑文。
2004/03/23

ヤフーの《今日から一週間の長沙の天気》を見てみるとすべて雨である。最高気温15度、最低8度が今日からの一週間の予想である。時々は晴れ間もあるが、逆に寒風も吹く。夢も希望もない3月の長沙市。

 と教えてくれた
滋賀の方、竹岡健一氏に今日はお会いする日である。彼は奥様と共に今月で、一年間の長沙市での新婚生活を終え帰国される。長沙行きが決まってから、僕のこの町のイメージ作りに一番参考にさせてもらったホームページの持ち主である。
http://www.geocities.jp/t_a_k_e_o_k_a/

 これで、途絶えてしまうと思うと寂しい。今時珍しい熱血教師だったようで長沙大学もいい先生を一人失う。
どんな話が聞けるか楽しみである。

 それはそうと、この頃困ったことが起きた。というのは、僕が自慢げに
 「皆さんの作文《私の夢》を僕のHPで僕の友人達に紹介しましたよ」
と言ったら、皆がワンバー(インタネットカフェ)に行って見始めたらしい。写真入りだから、「誰は綺麗に写っている。」とか、ガヤガヤ声が聞こえはじめてきた。

 なにしろ彼らは日本語が読めるのである。先日も、火曜日にシャケンと《世界の窓》に行ったのは他の学生には内緒だったのである。これから、隠し事が出来なくなる。誰が好きだなんて、ここで書いたら大変!

そうか、隠さなければいいのか、なんでも、おおらかな大陸のこと、先生は「来るものは拒まず来ないものは追わず」書きたいことは書けばいい。テクニックなんて言葉は捨ててきた筈じゃなかったの? そうですネ。

雑文ついでにもう一つ。余り好きでない食べ物の一つに
野菜サラダがある。いつも、家の者に「生野菜をどんどん摂らないと・・」と言われる度に「ウサギじないのょ
ボク〜は。」と軽〜く、あしらっていたものだ。

 その野菜がこの頃目の前に浮かぶのである。フレンチドレッシングなどをたっぷりかけてバリッバリッと兎ならぬ牛にでもなりたい気持ちだ。

こちらのスーパーでも生野菜は新鮮なのがいっぱいでている。ただ、こちらの人は、生では食べないのである。必ず、煮るか、焼くか、揚げるか、炒めるかなのである。
 美味しそうなキュウリ、真っ赤なトマト類、これにドレッシングかマヨネーズを付けてかぶりついたらと思うけど、農薬いっぱいだと聞けば躊躇する。

 何年もの間、中国を旅行して来たが、考えてみると、食に関しては日本の国内旅行みたいなものだったのかもしれない。中国各地の五つ星の外国資本ホテルでの朝飯はもうれっきとした西洋バイキングなのだから。

 昨日、ふと手の甲を眺めてビックリ仰天した。先日見た2000年前の美女ミイラの手じゃないか!これは。
しわだらけの甲に血管が黒く這って見えた。瞬間、思いもしなかったフレーズが飛び込んできた。

 《ビタミン不足・ビタミンC・かっけ》
 《ビタミンA・B 鳥目・くる病・》
 《チオビタ・グロンサン・ユベラ・アリナミン》
今まで自分の?人生の中で不要と位地づけていた語句の数々である。そのすべてを「現在我要!」なのである。

夜は久し振りに楽しい晩餐をさせて頂いた。最初に書いた竹岡健一さんご夫妻との長沙&中国よもやま話に花が咲いた。教えて頂くばかりで先方にとっては迷惑だったかもしれないが。インターネットの功罪のまさに功の典型のように思えた。
 写真右端は、竹岡さんに案内された有名な餃子店《松花江餃子館》の記念のティシュである。

ついでに写真上は昨日鹿児島から届いた荷の中に入っていたチオビタドリンク12本である。中は、朝粥にみそ汁、カイロ(現在必需品)。


竹岡氏ご夫妻(彼のHPより無断で拝借)
竹岡氏と生徒さん(無断拝借)