九江学院日本語教師池田公榮さんの生活記録
虹の架け橋  2006・1〜

                                                           
   虹の架け橋@(平成17年3月〜 5月30日)
   虹の架け橋A(平成17年6月〜 7月30日)

   虹の架け橋B(平成17年8月〜 8月31日)
   虹の架け橋D(平成17年9月〜10月31日)
    虹の架け橋E(平成17年11月〜12月31日)
 
虹の架け橋F(平成18年1月〜2月30日)
                     虹の架け橋G(平成18年3月〜4月11日)特集・(九江学院鹿児島訪問)
      虹の架け橋H(平成18年4月00日〜5月31日)
 
     虹の架け橋I(平成18年6月07日〜06月29日)
      
虹の架け橋J(平成18年8月25日〜10月29日)
 
     虹の架け橋K(平成18年11月2日〜12月31日)
      虹の架け橋L(平成19年01月1日〜03月31日)
 

      
 
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* 呉越の日本旅行記5……2010/02/25…
旅先4.大阪・・・2010年(平成22年)1月14日〜15日
「住めば都」田舎の生活はもう終わり、実に名残惜しいです。14日に種子島を離れて日本で一番可愛いJALに乗って大阪へ足を伸ばします。
大阪という町は上海と同じく、結構大都会です。いろんな忙しい人の勤勉さに支えてられていますが、そんな大阪の町並みの魅力に引かれ、私はこの町とすごく合うような気がします。特に、先生の息子さんのところに泊まって、日本人サラリーマンの生活というものをその時実感させられました。
大阪城周辺の緑豊かなゆったりとした景色や電車の中のサラリーマンの疲労感、心斎橋の若者のおしゃれから歴史的、文化的な遺産に至るまで、非常に印象深いものがありました。
いつかチャンスがあれば、この生き生きとした大阪で仕事と生活をしたいなって思いました。
印象的な出会い:栄先生、奥さんを訪ねる
        池田先生の息子のご家族の皆様
観光スポット:大阪城、心斎橋
大阪城周辺

写真左:大阪城
写真右:秀吉と千姫

* 呉越の日本旅行記4……2010/02/25…
旅先3.屋久島・・・2010年(平成22年)1月7日
『またトッピーに乗って世界自然遺産の屋久島へ』
実は毎回トッピーに乗った時に、海の向こうの中国を思っています。海を渡って別の国に来たのは簡単なようで実は難しいのです。
中国で私の故郷―世界遺産の廬山に誇りを持っている私は今回頭を下げなければなりません。屋久島には美しく貴重な自然がたくさんあります、他にも推定樹齢7200年といわれる縄文杉、白谷雲水峡など悠久の歴史を感じさせる自然など見所がたくさんあります。
屋久島へ来て日本人がどれぐらいこの貴重な森林を中心とした大自然を後世に伝えていく義務と責任を背負っているかが分かりました。

写真左:世界自然遺産の山屋久島で
写真中:屋久島の中腹
写真右:屋久島の中腹

* 呉越の日本旅行記3……2010/02/25…
旅先3.種子島・・・2010年(平成22年)1月3日〜13日
『トッピーに乗ってブルーの海に囲まれている南海に浮かぶ島―種子島へ』
鉄砲伝来やロケットの島として有名ですが、美しい景観に恵まれ、人情豊かで温かさのある種子島は池田先生の故郷です。今回の旅では、ここが一番長く滞在した場所でもあり、大変貴重な異文化体験ができたところです。本当に池田先生、久子先生に言葉が出ないほど感謝しています。
栄子先生が毎日美味しい料理を作ってくれたり、成人式、お茶会、消防出初式などに参加させてもらったりしたことは中国では、決して得ることができない貴重な体験です。本当に感動し、また嬉しかった。
毎日幼稚園の子供たちと遊んだり、一緒にお菓子を飲んだりしましたが、子供の可愛さと純粋さに心を打たれました。みんなの可愛い笑顔は中国へ帰った今でも、いつも脳裏に浮かんできます。
初めて島に着いた夜に、風の音が大きく眠れなかったため、先生に「風がすごいですね、建物は大丈夫ですか?」って伝えたことも今では、それは本当に子供みたいだなって感じています。この透き通るような青い空、青い海、そして緑豊かな島は住みやすいけど、その反面、日本人は本当に自然災害と戦わなければならないよねってその時実感しました。
また、お葬式まで体験させてもらって、夜、帰りにお墓のところを通り、その怖かった気持ちがあったので、翌日の告別式に参加できなかったことは本当に面白かったです。
お茶会の時、日本式の座り方に慣れなかった私が最後に倒れた時もみんなが優しくしてくれて、大目に見てくれたことは本当に感動しました。
・・・・・・
種子島で、たくさんの日本の文化と人に触れ合い、たくさんの日本人の方々にお世話になったことを本当に心から感謝しております。このホームステイで学んだ一番大切なことは「異文化という壁があっても、お互いに友情や愛があればすべて乗り越えられる」ということです。異文化の違いに触れることは本当に一番の勉強になりました。
印象的な出来事:成人式、お茶会、ライオンズクラブ例会への参加
        国際結婚の栗田さん、牛島さんの奥さんとの出会い
        純日本風の田上さん、坂元さんを訪ね、木造建築物に触れたた事
        ちひろ、悠子との出会い、小浜さんとの出会い
観光スポット:宇宙センター、河内温泉、門倉岬、種子島博物館、中種子町、南種子町、
  池田先生ご夫婦

写真左:池田家の三女栄子さんと
写真中:ロケットセンターにて
写真右:お茶会に招かれて

* 呉越の日本旅行記2……2010/02/25…
旅先2.九州鹿児島・・・2010年(平成22年)1月1日〜3日
福岡から長距離バスを利用して鹿児島へ向かう途中に、高速道路の両側に見えた緑の美しさに目を引かれました。日本の自然景色は本当に素晴らしいですね。
鹿児島を旅する上で、魅力的なスポットがいっぱいありすぎて、どこへ行こうか迷いましたが、まず日本のお正月を体験しよう!と思いました。中国と違い、元日は日本の新年です。
朝一番に、池田先生が案内してくれて教会の新年礼拝に出席しました。それから照国神社の初詣に行きました。初めて日本語を勉強した時に、教科書の中でよく「初詣、初詣」と出てきたことを思い出し、今回日本で実際に体験することができて本当に良かったと思います。
次は桜島です、桜島は鹿児島のシンボルです。今も噴煙をあげる桜島は鹿児島県本土のいろいろな場所から見ることが出来ます。
盛んに火山活動を続けている桜島の影響を受けて鹿児島には多くの良質な温泉があります。お金をかけずに、もっと手軽に温泉気分を味わってみたい人にお勧めなのは「足湯」です。雄大な桜島や海を見ながら「ただ」の足湯を満喫するのは最高だと思います。私は半日で2回も体験しました。
鹿児島は、県内各地に魅力的な観光地がいっぱい!一度の滞在では回りきれないかもしれないから、何度も訪れて是非鹿児島を楽しんでほしいな!
印象的な出会い:残留孤児の吉原さんを訪ねました。日本へ来て始めて半分中国人である方と交流しました。
観光スポット:桜島、城山展望所、南洲墓地(西郷隆盛・中国辛亥革命の勇士黄興)、神社、天文館、大久保利の銅像、照国神社、
足湯の体験

写真左2010年の元旦は鹿児島市で迎える。門松と呉越
写真中:桜島を背景に足湯で満足
写真右:辛亥革命の指導者の一人、黄興が鹿児島の西郷さんを慕い訪問した記念碑の前で

* 呉越の日本旅行記1……2010/02/25…
「幸せな旅−日本訪問記」
                            平成22年2月14日
                            作者:呉 越
2009年の暮れから2010年1月末まで約一ヶ月の間、ありがたいことに大学時代、お世話になった日本人の先生−池田公栄・久子先生に招かれ、日本の文化、言語を学ぶ体験をさせて頂くことになりました。今回の訪問を通じて中日友好の架け橋となれるよう頑張っていきたいと強く実感しました。中日の絆がますます強く大きくなることを念願します。

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旅先1.九州福岡・・・2009年(平成21年)12月28日〜31日
『12月28日午後、上海浦東から福岡へ』
初めての福岡への旅でしたが、ワクワクするとともに、素晴らしさやロマンを感じさせる都市です。
心暖かく迎えてくれた池田先生をはじめとして肥田おじさんのご家族皆様が、私の訪問に非常に感激してくれて、涙が出るほど嬉しかったです。肥田さんは定年前までJALのパイロットをしていた方で、とても優しいおじさんです。二日間のホームステイをさせて頂いただけでなく、色々な所を案内してくれました。また、肥田おばさんからは、手作りの美味しい料理をご馳走になり、大変感慨深かったです。肥田家の皆様には本当に色々お世話になり、心から感謝しております。
私が想像していた以上にきれいな博多を離れた時、「またチャンスがあれば、いつか来たいな」って頭の中に浮かんできました。
観光スポット:太宰府、福岡タワー、キャナルシティ、カラオケ、
       海沿い福岡全景観光、岩田屋
料理:博多ラーメン、梅もち、お寿司、明太子、おでん
肥田ご一家

写真左:呉越歓迎のケーキ
写真中:大宰府天満宮でホストファミリーの肥田さん
写真右:肥田家のみなさんと

* 大型客船飛鳥U寄港……2009/10/03…
2009年9月末、種子島西之表港に大型客船飛鳥Uが寄港し、乗客は種子島・屋久島観光を楽しんだ。飛鳥Uは約5万2千トンの豪華客船。
久しぶりに島がにぎわった。

* 漂流木……2009/10/03…
さきの台風8号で、台湾が人災を含めおおきな被害にあった。心からお見舞い申し上げたい。

 ところで、その後、流木が潮に乗って九州南岸を漂流し、鹿児島と種子島・屋久島を結ぶ高速船が欠航のやむなきに至った。衝突の危険を避けるためにはやむを得ない。
 
 9月11日から約10日間。住民は海上の足を奪われて大変困った。

 対策として、海上自衛隊・海上保安庁・地元の漁船が出動して、漂流木を回収し、陸揚げしている。

写真左・中 陸揚げされた漂流木
写真右   心なごませる秋の花 

 

* 衛生打ち上げ成功……2009/09/11…
H2B打ち上げ成功 補給船、軌道に投入/種子島宇宙センター
(2009 09/11 02:40)

HTVを搭載し、発射台から上昇するH2Bロケット初号機=11日午前2時1分54秒、南種子町の種子島宇宙センター
 宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)と三菱重工業は11日午前2時1分、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給する無人補給船「HTV」を搭載した新型ロケット「H2B」初号機を種子島宇宙センター(南種子町)から打ち上げた。順調に飛行し、約15分後にHTVを分離、所定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。
 宇宙ステーションと軌道を合わせるため、未明の打ち上げとなった。
 HTVは、日本初の宇宙物資補給船で全長10メートル、直径4.4メートル、重量10.5トン。ISSに滞在する宇宙飛行士の飲食物や観測装置計約4.5トンを搭載した。宇宙機構の筑波宇宙センター(茨城県つくば市)の指令を受けながら、18日午前にもISSにドッキングする。
 H2Bは、HTVを運ぶために基幹ロケット「H2A」のメーンエンジンを2基同時に燃焼させる「クラスタ化」を導入、打ち上げ能力を約1.4倍増強した。

以上南日本新聞転載

* 中国教会訪問……2009/09/07…
九江沙河教会を訪問し、新築間近い教会堂をみて感謝。中国の地でも福音は人々の救いとなって拡大している。

* 国際結婚者のスピーチコンテスト……2009/08/29…
毎年8月に、種子島では「鉄砲祭り」なる地域イベントがある。1543年台風に遭遇し、種子島に漂着したポルトガル人が島に上陸し、鉄砲を伝えた故事にちなんだもの。
 鉄砲伝来の陰にはもうひとつ、国際結婚第1号といえる人の存在がある。鉄砲鍛冶の娘、若狭(わかさ)がかのポルトガル人と結ばれたのである。

 当時の種子島島主に鉄砲の模倣制作を命じられた刀鍛冶の八板金兵衛(きんべい)は外観はそっくりのものを作ったが、試射してみると、銃底に不具合があり、よくない。
実は、銃底は「ネジ」で止めなければならなかったのであるが、当時の日本には「ネジを切る」技術も発想もなかった。
 そこで、ポルトガル商人が、娘若狭に好意を持っていることを知り、ネジ切り技法と引き替えに、彼に嫁がせ、ここに国際結婚第一号がうまれた。
 
 今回はこの故事にならい、スピーチコンテストが開かれた。参加者は県下各地区より11名(うち7名は種子島在住)が応募し、熱弁をふるった。国籍はポルトガル、アメリカ、トルコ、マレーシア、台湾、中国、韓国などであった。生活習慣、言語、宗教も違う者たちが、ただ夫婦愛という絆で結ばれ、喜怒哀楽を共有し乗り越えていくさまをユウーモアを交えて、聴衆の心をひいた。

参考:この記事は12009年8月25日の南日本新聞に詳しく掲載してあります。

写真左:台湾出身の女性
写真中央:参加者
写真右:中国(瀋陽)出身女性

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