ストリートギャラリー ナカマチ
中町ベルクはアーケード・リニューアルに際して、屋根を支える柱に存在感を与える為
大きなルネッサンス風の柱・45本にすべて、ギャラリー・ボックスを設置した。
 毎月毎にいろいろな作品を展示し、街を訪れる市民に、文化と、潤いを与えている。
作品はいろいろで、写真展、絵画展、オブジェあり、水墨画、グラフィック展、ストーリー性
のある作品展、6年掛ける12ヶ月で70回を超える作品を紹介してきた。
 ユニークな点は、街の2箇所にアンケートボックスを備え、ご覧になった作品の感想を
投稿してもらうことだ。 過去の作品展の中の反響の大きかったものをあげてみると、
 第一位は「セピア色の思い出・鹿児島第七高等学校」
 第二位は「世界帆船展」
 第三位は岬 眞晃氏の油彩・水彩展「奄美の風景」
 第四位は古木 俊雄氏の「ヴィーゲラン展」
 第五位は前畑昭一氏の「」どら猫・ヴィッキーの冒険」
 だったように思います。一位の「第七高等学校・造士館」はとくに反響が大きく、新聞、
TVその他で取り上げられ、ベルグ・ギャラリーの存在を広めました。ステージイベントと
同時進行で、当時の七高生四十人程が参加、懐かしい寮歌を披露してくれた。
 僕、個人的には、たにけいこさんの童話や、北迫 正治三の「花と、詩と」など好きで
した。殆どの作品は作者にお返しするか、一般の希望者に差上げたりで、残っていない
ので、ここで紹介できませんが、僕がとても好きな作家で、作品を写させて頂いていた
小谷 ひでを氏の「小谷 ひでをメルヘンの世界」と、とてもユニークで人気があり、欲しい
フアンの多いグラフィック作家・前畑 昭一氏の「どら猫ヴィッキー」を紹介します。

小谷 ひでをの世界
ラブ・ドール

わたくしのことですか・・・・?

ウウーン

「人を愛する事しかできない人形」

美少女の天使は

わたしの想いの中に棲むんです。

彼女は 空想から生まれた母の胎内からの

愛のメッセージを伝える使者

母は犬神アヌビスと鳥神ホルスをしたがえて

神の姿で現れます。

なぜか わたくしの心は騒ぎます。

命の満ちた椅子は母の贈りもの

問いかけは無意味です。

敬虔な母えの祈りが

わたくしの心の奥で続きます

「人をあいすることしかできない人形の

小さな祈りです」

    マヌカン

 陶器のように

青みがかる皮膚を持った

指に

水晶を思わず爪の輝き

陽光にもえる 

黄金の馬のたてがみに似て

気高く・・・・やさしく

その頭髪のもだえなびく姿

その翳り透け合う

錯綜のクリカラン

芙蓉の花の唇から

わずかに覗く

パール色の牙が

黒い森を噛み砕く



     オフィーリア

ロバノフリュースはアララ・モニカの

永遠の旅の道ずれ

空が赫く色づくとき

フリュースの蹄の音が

天蓋に反響する

アララは歌う

天国に召された オフィーリア

死の旅路に赴く

白鳥のように

水草の浮く水面を

たおやいで流れ行くて

ああオフィーリア

聖なる死


    ガラスの記憶

幼い頃

鳥になった夢を見た

淡いガラス色の記憶が

少年の日を

呼び覚ます

夢の中の鳥は けっきょく

翔べないまま

帽子の飾りになった



    ページのない本

果てしない旅路を

愚者の心を持った

ロバの赴くままに

さまよいつづける私は

ページの無い本に

三色菫を押し花にして

道標にする

頻闇に沈む

ヒヤキントスの命

ゼロページ目に

ロバの蹄のあと

私の摘んだヒヤシンスが

押し花の一ページ目になる
      あの日の恋

もどれない

あの頃は夢の中

恋しさは

今だって同じ

あの時芽えた二人の愛の樹は

今、大きくなってボクの中に生きている。
でも、すべて

遠い昔のこと

哀しみの色

むなしい・・・

     おさない恋

きみとわたしの想いで

肩を寄せ

頬を寄せ

ふたりだけの秘密のお喋りしたわ


白い壁にとりつけられた

日時計が

音の無い時を告げる頃まで

たどたどしく続けたね

二人の秘密は

二人の自由

さわやかな笑みを浮かべて

おわりはいつも

キスをして別れたね

あどけないきみの瞳がなつかしい



チャールス・チャップマン


夏がきた

大好きな季節

冷蔵庫をあけたら

西瓜がプールを(スカイ・ブルー)

食べていた

チャップチャップと泳ぐ

チャールス・チャップマン


モンローとスコッチが

キーワード
「オンザ・ロ;ツキー」なんて

チャップマンは道化師

舞台の無い場所を

舞台に変える

偉大なマジシャン



青春の想いでの罠にかかった

ミスター、チャップマン

「メリークリスマス」

地球の中の宇宙に

ロマンチックな愛のお城の

美しいケーキばんざい

英国風ジョークがとぶ


「神様にお届けものです」

背景がの裏から

ファンファーレ

メキシコ産のモロコシが中身

私はチャールス・チャップマン

空想美館に住みついた神様への

お届けものです。

   街角(つじ)楽士

「少年は死にました」
紅バラの刺が
可愛い胸をさしたのです」

街角楽士の歌声は
夜空にこだまする
すべての精霊たちに
静かな憩いを与えて

蜜の香りの満つる夜
ヴィーナスの亜麻色の髪の匂い
永久の眠りの中
その彩りは果てしない

街角楽士の歌は
夜空に木霊する  嗚呼

      

平坦な丘の

古ぼけた墓標

鳥と蝶と花の対話

それなりの

ザルチスチィックな暗示が

小女の胸を

目覚めさせる



   春の輝き

不条理な心根を思わせる

花弁の紋

うっとりとにじむ
少女の瞳の春の色
   退屈


白っぽい時々

掴もうとして

掴めない

砂漠のような時

・・・・・・・・・・

破壊的な退屈

明日のないカード

退屈の海に

ただよう時、時々時
以下、サムネイル画像で紹介します。好きな絵をクリックしてください。

前畑昭一「ヴィッキーの冒険」
投稿集より。
●とても楽しい愉快なねこたちで、BERGを何往復もしました
ネコたちも言い分があるぞ!!ってかんじですね。ミロみたいな絵です。

●我が家にも七匹のネコがいます。アーケードを通る度にネコたちに呼び止められ楽しませていただきました。
是非展示された作品以外のものも見てみたいなあと思います

●また来ました。ビッキーにあいに。先日は、このコーナーに気づかず見てばかりでしたが、今日は、時間の許す限り、ビッキーとしゃべってやっぱり「つれてけ」のビッキーと話が合います。昭一さんがんばってください。  畠中和子

     他80人ほど・・・
クリックしてください。大きくなります。
「小谷ひでを」の世界
前畑昭一「どら猫ビッキーの冒険」
古木俊雄「わが心のヴィーゲラン」
<北迫正治・「花と、詩と」より>


古木俊雄「わが心のヴィーゲラン」
「ヴィーゲラン・「人間愛の造詣者」             1999年(平成11年)11月28日(日曜日)  
                                    南日本新聞 13面 私のお薦め本
                                                  大石慶二

古木氏のヴィーゲラン三作目。 長年の知己である氏から生の声で2時間ぐらい、お話を聞かせていただいた思い出深い作品だ 氏は写真の説明というよりヴィーゲランその人を語った。時として、氏自身の
生きてきた道筋を語った。  「モノリッテンの一番上を見て欲しい」  「弱いものを助け、人と人とがお互い助け合っていく姿を」  「でも、私が一番見て欲しいのは・・・・・」   熱い話が続く。
「生生流転」と題した噴水の泉を囲む六十枚のレリーフを指差す。   夫婦の骸骨が、お互い、いたわりあいながら死の世界に臨む美しい姿を見る。    「私達、夫婦も最後はこうなりたいネ」。
 この本で氏は自分自身を語りかったのだろう。
 この(人間愛の造詣者」は新しい二十一世紀を迎える若者たちへの熱いメッセージなのかも知れない
                                    (ナカマチベルク代表 鹿児島市中町)


作品と共に、古木氏に寄せられた市民からのメッセージを紹介します。

1996年10月のベルグ展より
BERGコンサートを毎日曜日
の0時と3時の二回開催します。
古木俊雄(こぎ・としお)

社会教育評論家。
1910年(明治43年)1月27日、鹿児島県坊津町に生まれる。
1933年旧制山口高校理科(現山口大学)を経て、
蒙古のシャーマニズム研究のため北京に4年間留学。
1945年帰国。
1964年寄り、社会教育をテーマとして世界の子供たちの生活研究の為、海外への取材旅行を行い著述をはじめる。
NHK、文部省社会教育局などの講師として、全国で講演。
著書として、「蒙古語会話」「蒙古語文法」「父と子の対話」
生き残れる子に育てよう」「家族と言う財産」「世界のお母さん」「親が子に伝えるもの(正・続編)「親と子の発見(増補版)「お母さんと一緒に考えましょう」「日本人の知らないスイス」日本人とスイス人」「父は鳥の目 母は昆虫の目」「孫たちよ、じじばばの知恵を盗め」「子供たちに伝えたい、生きること」
現在、(株)グローバルユースビューロー会長



投稿集
「これだ!」と思いました。日本の子供も怒ればいいんです。主張すべきは、主張する事こそ、今日のいじめをなくす事になる。鬱積していては陰湿になるばかりです。
 日本にもこんな像が欲しいですネ!!

           鹿児島市常磐町  宮内岩男
先生の「わが心のヴィーゲラン」を見て、初めてかれのことを知り、すっかりファンになりました。
 今日、偶然、通りかかり、写真展に驚き嬉しくなりました。
 先生、これからも元気で、いろいろな「ヴィーゲラン」を私達に見せてください。

写真12番希望  市内にしだ2−10−藤下真由美
ヴィーゲラン作品を始めて見ましたが、公園という誰もが自由ぬ傍に行くことの出来る場所に置かれ、子供たちがそこで遊び、市民にとっても、生活の一部になっていることに感動しました。鉄製の作品などは、日本の切り絵にも通じるのではないでしょうか、
 日本でのファンも多いのではないでしょうか。
 ありがとうございました。

串木野市西島平町     元野恵子
二年前でしょうか、都城でヴィーゲラン展を見ました。子供の作品が好きで、中でも「おこりんぼう」が大好きです。
   鹿屋市打ち馬2−19−     川添順子
子供が幼稚園のとき先生のお姿にお目にかかり以来20数年・・・・おげんきでご活躍のご様子、たまに新聞等でお目にかかりとても身内のような親しみを勝手に抱いております。
本日も素敵な作品をありがとうございます。
益々のご健康をお祈り申します。
市内武岡3−27−        松本美子
前にNHKの「日曜美術館」で観て一度古木先生の写真集を見てみたいと思っていたところ偶然、旅先でこんな素晴らしい写真展に巡り合えてラッキーでした。

刈谷市相生町1−21     川路秀樹
「ヴィーゲラン)という看板を見つけて大喜びし (どこに?何処にあるのか妻と一生懸命捜しました。(ない、 ない・・・・」まさか、柱にあるとは、夢中で全部見せていただきました。さすがに、暖かい作風がよく伝わってくるようですネ。
 しかし、とても残念なことがあります。ヴィーゲランといえば、若い男女から、年老いた男女までのとてもすてきなエロチックな作品があるはずなのに、ほとんどでてないことです。いくら街中だとはいえ、あんまりでないでしょうか?
 あのなんともいえない暖かい愛をみんなが理解できないところなのでしょうか。 ここは?  次はぜひ!!

 串木野市西島          元野 巖
おじいちゃんを尊敬している孫の表情と、落ち着いた祖父の表情がとても、気のいりました。

 熊本県菊池郡西合志町須屋1549  宮田信一
ヴィーゲランの父と子の像、素晴らしいと思いました.このような形で見せていただけると大変幸せです。
 続けて欲しいと思います。

 市内鼓川町7−4    松延美千代
昨年の都城でのヴィーゲラン展を懐かしく思い出しました。3歳の子供も一年振りのアングリーボーイの
パネルを見て、大変喜んでいました。
 是非、オスロのヴィーゲラン公園を訪れてみたいものです。パネルプレゼントよろしくお願いします。

日置郡松元町春山     原田美穂 真純 

初冬のたたずまいになって参りました。
始めてお便り差し上げます。昨日は、又ヴィーゲランの写真をお送り下さいまして、有難うございました。
都城市デヴィーゲラんの作品に接した時、生まれて始めて
あのよう_暖かい展覧会に、すごい感動を覚えた事を、今もはっきり思い出します。
 そして,この度、写真展に出会い、一番印象に残っていた写真まで戴きました事、有難うございました。
 古木様にも、早速お礼のお手紙を出させて戴きました。
乱筆にて失礼します。       かしこ
古木さんの人柄が、よくでている写真展でした。
場所を変えて拝見するとこんなにもうける感動が
違うものかと妙なところで感心。
 あらためて詩的な説明にも感服。

 市内荒田町4−    市坪弘  美恵子
と、と」 北迫正治の世界
1948(昭和23) 鹿児島県垂水市生まれ
1967(昭和42) 鹿児島大学教育学部入学
1968(   43) インカレ、ラグビー大会で頚椎を
           痛め、寝たきり生活へ
1986(昭和61) 口で文字、絵に挑戦
1995(平成7)  詩画集(花と詩と」出版

住所899-2502
 鹿児島県日置郡伊集院町徳重1693番地
 太陽の里療護園、
ドアは あけないと 入れない

中は 入らないと わからない

空を見上げないと 天気はわからない

生きてみないと 生きる意味もわからない

自分で走らないと ゴールはない

白い道を自分で色付けしよう

白い紙を 自分の色で染めよう

          北迫正治
ストリートギャラリー・ナカマチベルグ
      4月特別展
北迫正治「花と詩と」投稿集
  
●今日も天文館にやってきました。フト目を向けるとあなたのステキな絵。
よくよく見れば口で絵筆をくわえる様は・・・・。
 あなたに負けずに頑張る勇気が湧いてきます。
                     荒田1-D- 匿名

●君の絵が誘いし我が心、命の大切さをふと思う。この命大輪へと艱難辛苦、茨の道をいざ往かん。
                    
●あわただしく過ぎてゆく日常生活のオアシスです。
 心にほっとした安らぎを感じました。
         鹿児島市真砂町76 寺師弘毅(52)

●第一集も楽しく拝見させて頂きました.第二集も楽しみにしています。
                緑ヶ丘町33− 橋口昭二郎

●フラフラしながら書きかたです。貴殿の絵を見れば励みになります。
                      馬込節夫

●鎮痛,疲労などありながらも頑張っております。どうぞあなた様も励んでください。
        吹上町与倉1600  米村利夫

●一枚一枚、丁寧に見ました。どの絵も詩もすばらしいです。これからも無理なさらず、マイペースで・・・・
                  濱田麗子(46)

●とても気持ちがあたたかくなる詩と絵なのですね。
 鶴丸高校の壁画展でも立ち止まって見てしまいました。
       市内上福元町5955−川上明美(34)

●絵と言葉に感動しました。私の職場のお年寄りの方々にも是非見せたいです。
   養護老人ホーム「市来松寿口」松岡ふくよ(23)

●一つ一つの作品がやさしく語りかけてくるようです。
  山下町12−5      宮元あけみ(45)

●とてもきれいでぼくをひきつけた。またこれからもがんばってください。
                     ハシタ 航(14)

●パッと桜の絵が目に入ってきました。
 (花見に行こう」と言っていた義理兄が突然の事故死
 火葬場に行く時、桜の花の咲く甲突川べりを通っていったことを 桜の頃になると思い出します。姉にプレゼントしたいと思いまして、4月8日で三年過ぎました。
      宮下恵子(43) 希望作品  37

●私は聴覚障害者です。北迫さんの作品を拝見してとても勇気づけられました。 
   
●神経痛が痛いなかで此処まで来ました。お宅の絵を見て思うに、不自由_身体で頑張っているということで励まされます。今後共々頑張りましょう。

●今日もアーケード街にて遊楽、ふと君の絵をみれば、
 障害をものともせず、奮励していることを思えば誰でも努力すれば出来る事を感じます。人生、努力あるのみ!
    荒田1−5−3


●どの作品を見ても素晴らしいと思いました。「詩画集」1,2
買わせて戴きました。周囲の人にも喜んでもらえると信じて勧めたり、お話させていただきました。これからも素晴らしい作品を描き続けられますよう願っております。
「とてもすばらしい」の一語につきます。
 鹿児島市福之町6596           
地福幸子(45)


●4月26日ごろ直接 北迫昭二さんとお話させていただき有難うございました。。初めて見た詩画集、最近にない感動を覚えて、早速今日この通りに来ました。今日は一日とてもきもちのよい一日が送れそうです。ありがとう。
 鴨池新町28−6−           オウテキトモコ(52)


●顎や首筋がとてもお疲れになることでしょう。
 一枚を完成させるのに長い時間が必要でしょう。
 忍耐と目の確かさそれに、明るくユーモアに乾杯!
                          福崎スミ子(58)
絵をいつも見ていたくて新生堂より持ち帰りました。



北迫正治様よりのお手紙を紹介します。
前略
 大石様
 この度は丁寧な感動の投稿文、メッセージ、有難いfaxに・・・丁寧なお手紙・・・素晴らしい感激の数々のお知らせなどを、本当に本当に有難うございました。
 嬉しくて嬉しくてなりませんでした!感動1感謝!
 この度の凄い豪勢_素敵なベルグ通り展・・・・・・
 それに、稚拙な本もお世話になった上に、あんなもったいない数々のお話まで有難うございました。
 
 こちらはお陰さまでお訪ねしてからも元気です。
 先日ハ、ベルグギャラリーの絵の展示会見学とアーケード散策、山形屋も楽しみました。ドライブもかねての園外活動、鶴丸高校書道部屋外展、本命のベルグ通りと山形屋訪問、素敵なドライブと、楽しかったです。    皆さんからのメッセージなども、意欲を取り戻されお元気になられた方、電話や面会なども」受け
嬉しかったです。faxもメモやお手紙も嬉しくて嬉しくて夢のようでした。
 とてもいい励みになりました。有難うございました。
 ご配慮やお気持ちは嬉しかったです。皆様のご恩は忘れません。私も半年ぶりのベルグ通り、昼の天文館の雰囲気も味わえました。!行きは、若葉青葉の季節感、近代トンネル、デパートでの楽しい昼食。ベルグ展の観覧、ギャラリー大看板と大感激でした。
丁寧な案内も最高!!
 大石様達のご配慮や優しさに感謝!  
                 98・5・3

     太陽の里療護園
          
      早々            北迫正治

 前略 

 お変わりもなくお元気でおられますか。
 こちらはお陰様でなんとか元気でおります。


 何時もいつも有難うございます。心から感謝申し上げます。
 こちらは今,第三集に向けて 口での絵と光入力式パソコンと資料集めに取り組んでいます。
 合い間に
顎コントロール式電動車車椅子やテレビ ビデオ 、新聞、本、雑誌と楽しんでおります。
 相変わらずのマイペースです。ご休心ください。


今は、詩画集3優先で、他のことはしばらく休もうと思います。・・・・・・・・・すみません。

向寒の折、ご自愛ください。これからも何事も前向きに、楽しく頑張ります。 お導きください。

     心からご自愛を      草々
                      北迫正治
p.s 雨でバリアフリーにはいけませんでした。
   がんばってください。   大石慶二様


平成13年11月10日
ナカマチベルグの僕のサロン・美千代美容室を訪問された時の北迫正治さんと「太陽の里療護園」の 瀬戸山陽一園長との記念写真です。 スキャナー取り込み写真です。