大石ケイジ的長沙日記
世界の窓という。
2004/03/21
 社会の窓という言葉はズボンのジッパーのことで子供の頃先生に「オイ、社会の窓が開いてるぞ。」と言われたものですが、長沙市にもこんな変わった名前のテーマパークがあるというので行ってきました。

天気は相変わらずパッとしません。実はこの日は今日21日ではなく先週の火曜日かの昼からでした。生徒の1人が「世界の窓 今から 行ってみませんか?」と言う誘いにまんまと乗ってしまったのです。
 火曜日は僕は授業がありません。天気も悪くなく、身体をもてあましていました好都合でした。ただ、女子学生一人との付き合いは他の生徒たちに余りいいことないんじぁないかな、とも思ったけど気にすることもあるまいと行くことにした。
 長沙駅まで歩き、そこからバスで40分ぐらいかかる所にある。先週行った湖南植物園と反対方向つまり北側ということになるのか。
 彼女はガイドカードを持っているので50元の入場料は無料だそうだ。

 中は平日の午後ということで空いていた。中学生らのグループがわいわい騒いでいる程度である。園内を回る6人ぐらい乗れるゴーカートがあつたのでそれに乗ろうとしたら5人50元一人10元という、つまり、5人集まるまで待て。とのことである。
 こんな時間からなかなか人は集まりそうもない。5分ほど待ったけど結局あと30元追加して二人でスタートした。『世界の窓』とはつまり公園の場所ごとに各国のテーマパークを配置しているだけのことである。

 勿論、各国のパーク内ではそれぞれの国のスーベニールや中国風にアレンジした各国料理などが販売されている。日本は桂離宮や法隆寺などがあり、結構、すてきな公園に仕上がっていた。
 疲れてベンチでコーラを飲んでいたらなにやらステージで踊りや歌のライブが始まった。中学生たちがきゃーきゃー騒いでいる。とつぜん舞台に飛び乗り若い歌手の横に並ぶと、すかさず別な娘がカメラで撮る。それを見て仲間が騒ぐ。どこでもよくある光景である。
 時計を見たらもう5時半。余り面白くもなかった『世界の窓』ツアーは終わった。